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What's MADAN?

 

 1980年代初頭、生野民族文化祭が始められたことをきっかけに、在日コリアンの2・3世の青年たちが民族の伝統文化を学び、当時、韓国の民衆演劇であった「マダン劇」を表現の方法として、自分たちが直面する問題に向き合いながら、そのことを表現していく活動を始めました。

 その流れを汲み1983年に創られた民族文化牌マダンは、在日3・4世が中心となり、同胞どうしのつながりや民族教育の場、文化を通した日本の友人たちとの出会いを大切にし、伝統文化の継承・発展を目指して公演活動を続けています。

 「マダン」とは広場という意味。伝統文化に惹かれた在日が自由に集える広場、それがマダンです。

 

 マダンでは、学校公演・イベント・結婚式などさまざまな公演依頼も受付ています。

詳細はお問い合わせください。

サムルノリ
 사물놀이

ケンガリ、チン、チャング、プッの四つの打楽器によるアンサンブル。

サムルノリのサムルは漢字で四物と書き、使用される4つの楽器を、ノリは韓国語で遊びを意味しており、4つの楽器で遊ぶということを表現しています。

アンジュンバンソルチャンゴ
앉은반설장구

ソルとは「1」という意味。本来はチャングの名手が自分の技量を自慢することをソルチャングと呼びましたが、最近ではチャングのみの演奏を指す言葉としても使われています。さまざまなリズムがまざりあい、布地の縦糸と横糸のように合わさって、多様な色合いを見せます。

パンソリ⁺劇
 판소리

一人の歌い手が太鼓の伴奏に合わせて唄とせりふ、身振りで物語を語っていく歌唱劇。そのパンソリに、民族文化牌マダンならではの劇を合体させました。パンソリの内容をよりわかりやすく、楽しんでほしいということから生まれた民族文化牌マダンの創作作品です。

民謡
민요

人々の生活、風俗、人情などを表現し、民衆の中で生成、享有され、伝承されてきた歌です。韓国の民謡は専門歌手が歌う通俗民謡と地域の民衆が歌う土俗民謡に分けられ、また歌われる地域によって京畿民謡、西道民謡、南道民謡、東部民謡、済州島民謡の5つに大別されます。

タルチュム
  탈춤

タルとは韓国語で仮面のことを表し、チュムは踊りを意味します。朝鮮時代から人々に親しまれてきたタルチュムは、支配階級であるヤンバンや僧侶の自分勝手さやずるさ、また階級社会や日常生活における問題を、仮面という道具を通じて社会を鋭く風刺した民俗芸能です。

民話朗読劇
…Coming Soon

朝鮮半島に伝わる民話を朗読劇としてアレンジした、民族文化牌マダンの創作作品です。2015年に発表できるように準備中です。

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